おせち料理作り「栗きんとん」「たたきごぼう」「数の子」

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おせち料理作り2日めです

 

昨日より作り始めた今年のおせち料理。

今日は「栗きんとん」と「たたきごぼう」そして「数の子」を仕上げました。

 

「栗きんとん」まずは下ごしらえを丁寧に

今年は「栗きんとん」を丁寧に作ってみました。

とは言っても、やることはあまり変わらないのですが、少し手をかけてみました。

 

まずは「さつまいも」をしっかりと水に浸けてひと晩おきました。

さらに色合いが良くなるように「くちなしの実」も、しっかりと水にひと晩浸けて色だしをしました。

そしてもうひとつ「栗の甘露煮」をあえて水に浸してひと晩おき、元の味を抜きました。

 

「さつまいも」を水に浸すのはアク抜きのため。そして「栗の甘露煮」を水に浸すのは柔らかく、口当たりをよくするためです。

ちなみに、栗はくちなしの色水と砂糖を合わせあシロップで煮て、黄色が鮮やかで柔らかい甘露煮にします。

 

「栗きんとん」最大の難所は裏ごし

「さつまいも」はいつも適当に輪切りにしてから煮ていましたが、今回は棒状の縦割りにしました。

 

こうすることで煮崩れしにくくなり裏ごしした時の口当たりも良いそうです。

「さつまいも」は約20分くらい、くちなしの色水で茹でて柔らかくします。

そしてここからが難所。「さつまいも」を裏ごしします。

これが、手がつかれて結構大変なんです。しかも「さつまいも」が冷めないうちにしないと粘りが出てしまうので、結構手早くする必要があります。

 

裏ごしが終わったら鍋に砂糖と一緒に入れて、ぽてっとするまで練ったら出来上がりです。

「たたきごぼう」堅さはお好み

次に「たたきごぼう」を作りました。

これはそれほど難しいものではありませんが、ごぼうをどこまで茹でるかによって堅さと食感が変わります。

まあお好みと言えばそれまでなんですが、柔らか過ぎるとごぼう感を失うし、逆に硬すぎると食べにくい。。。

ちょうど良い加減で止めるには、食べてみるのが一番いいです。

 

茹でては少し切って食べ、を繰り返して、いい塩梅のところで火を止めます。

後は、すりこぎ棒などで叩いてから、ごまたっぷりの甘酢に入れて出来上がりです。

 

「黒豆」継続中、「数の子」は完了

これらの料理を作っている間も「黒豆」を火に掛けておきます。

まだそれほど煮ていませんが(今日までで3時間くらい)ちょっと食べてみたらいい感じに仕上がって来ています。

とは言っても後5時間くらい煮る必要がありますが。

 

「数の子」については、昨晩から漬け汁に入れてありましたので取り出しで完了しました。

目安としては、割ってみて色合いが均一に染み込んでいるかどうか。そして少し食べてみていい味になっているかどうかを確認します。

 

いたって順調に

ここまでのおせち料理作りは大きな失敗もなく、いたって順調です。まあ、慣れもありますが、だいたいひとつやふたつは失敗するもの・・・です。

 

ここまでで、黒豆は途中ではありますが、3品完了しました。黒豆を入れて4品、そして紅白かまぼこなどを切れば5品になりますね。

これだけでも十分お重に入れられますね。

おせち料理作りって意外と手間が掛からないと思いませんか。

 

★座和 庵(ざわ・あん)

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