ささやく食材【食和日記】

料理レシピ、食、食材、食文化、食べることなど。。。勝手、気ままにささやくブログ

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ホイコーにんじん・・・料理レシピ

   

『 ホイコーにんじん 』を作って食べました


ホイコーにんじん

以前知人に「昔のにんじん」と言うものをいただいたことがあります。いわゆる「にんじん臭さ」が強い、昔ながらにんじんです。

これはこれで懐かしさもありおいしかったのですが、いまスーパーなどで売っている「にんじん」の癖のなさを痛烈に感じました。

まあ、それはそれでおいしいので「にんじん」自体は好きなんですが。特に火を入れると甘味が強くなり、何の味付けをしなくても美味しいですね。


その「にんじん」を使った料理「ホイコーにんじん」を作って食べました。

これは「おかずのクッキング・2017・10/11月号」から井桁良樹さんのレシピを参考にしました。


見た目のインパクトが強烈!


中華の定番として「回鍋肉」があります。誌面の中で・・・

四川ではポピュラーなホイコーローのにんじん版


とありますが、実際に「ホイコーにんじん」と言う四川料理があるのか?と思い検索をかけてみたのですが、あまりヒットしませんでした。

ですから、あくまでも「回鍋肉」のにんじん版と言うことなんですね、きっと。少し文章がわかりにくいですが。


実はこの号の「おかずのクッキング」の中で見た目の一番インパクトがあって「食べたい!」って思ったのが、この「ホイコーにんじん」でした。

にんじんの赤味の色合いの中に、春菊の緑が栄え、いかにも中華っぽい調味料と、にんじんにつけた香ばしそうな焦げめ。。。

いかにも美味しそう、でも味の見当があまりつかない・・・作るのも、食べるのも興味がわいたわけです。


『 ホイコーにんじん 』作ってみました


では、井桁さんのレシピに沿って振り返ります。

まずは食材です。使用するのは「にんじん」と「春菊」、調味料は、豆板醤、甜面醤、そして豆鼓です。

ホイコーにんじん

1 にんじんは皮をむく。沸騰したお湯に、塩、にんじんを入れて弱火にし、20~30分ゆでて、大きめの斜め切りにする。

にんじんの皮はピーラーで剥きました。

もちろん剥かない方が栄養的にも良いのですが、剥いた方が茹で上がったときに色が鮮やかになります。

ホイコーにんじん

にんじんを茹でる時間ですが、20分くらいで竹串をさしてみたら十分柔らかくなっていました。ですから今回は20分で引き上げました。

その後、大きめの斜め切りにしました。にんじんがかなり熱いので少し粗熱を取ってから切った方が良いです。

ホイコーにんじん

また、この間ににんにくをみじん切りにし、豆板醤などの調味料を準備しておきます。

ホイコーにんじん

ホイコーにんじん

2 同じお湯で春菊を20秒ほど茹でてざるに上げ、氷水にとる。水気を絞り、小口切りにする。


春菊を氷水に取るのは緑色を鮮やかにするためです。今回は少々面倒なところもあったので流水でサッと冷やすようにしました。

ホイコーにんじん

ホイコーにんじん


3 フライパンに油を大さじ3を入れ、弱火でにんじんの水気を飛ばすように香ばしく焦げ目がつくまで炒める。

ここでの油が大さじ3と言うのは少々多い気がしました。まあ、中華ですから多くないと言えばそうなんですが。

僕の場合は大さじ2で料理しました。

また、炒めるというよりは、焼く感じで、しばらくにんじんを動かさないで一気にひっくり返すことを何回かして香ばしい焦げ目を付けました。

この焼き付ける感じで料理すると、油の量は十分足りました。

ホイコーにんじん

4 豆板醤、油大さじ1を加えて香りが立つまで炒め、にんにくを加えて炒め合わせ、甜面醤、豆鼓を加え、春菊を入れる。


レシピではここで、さらに油を大さじ1入れるようになっています。これは豆板醤をしっかりと油で炒めて香りと辛みを引き立てるためです。

実際は、にんじんを炒めた油とにんじんから出る水分で、ある程度は豆板醤の香りを引き立てるだけの油量があります。

ですから、僕の場合は、にんじを端に寄せてフライパンを傾けて、そこで豆板醤を炒めました。

ホイコーにんじん

ホイコーにんじん

5 調味料を順番に加え、炒め合わせる。

ここで悩んだのが砂糖。想像するに、にんじんの甘味がすでに十分引き出されているので砂糖は不要かな・・・と思ったのです。

でも、コクと言う意味で今回はレシピ通りに砂糖を入れました。

ホイコーにんじん

これで完成です。

ホイコーにんじん


『 ホイコーにんじん 』食べてみました


何と言っても引き立っているのが「にんじん」の甘味。これはある意味想像を超えた甘味でした。


その裏にあるのが、豆板醤のピリ辛味と風味・・・

そして甜面醤の独特な甘味・・・

さらに豆鼓の塩気・・・。


これらがにんじんの甘味を思いっきり引き出している感じです。


春菊は、後から追ってくる残り香、さらにシャキッとした食感が、名バイプレイヤーとして十分な存在感を醸し出しています。


これは絶品。ホントおいしいです。



冒頭の「昔のにんじん」の話ではありませんが、「にんじんって独特の香りがあって・・・」と言われたら、いまならこう言います。

「何言っての、にんじんってスイーツ並みに甘いんだぜ!」って。

そのくらい、にんじんの甘さを再認識した料理です。


ちなみに、中華はカロリーが・・・と言われますが、今回は油の量を控えたので、カロリーもそれなりに抑えられています。

何せ使う食材がにんじんと春菊ですから、食べ応えの割には、非常にローカロリーです。


また塩分量もそれほど多くないので、減塩生活をしている身でも安心感があります。


絶品のにんじん料理「ホイコーにんじん」。

よろしかったらお試しあれ。


ホイコーにんじん・レシピ・材料


ホイコーにんじん

ホイコーにんじん

総カロリー/214.4kcal(1人分)
塩分/1.35g(1人分)
たんぱく質/3.83g(1人分)


【材料 2~3人分】
  • にんじん / 365g(2本)
  • 春菊 / 130g(1束)
  • にんにく / 2.5g
  • 豆板醤 / 小さじ1
  • 甜面醤 / 小さじ1
  • 豆鼓 / 4.5g
  • 【A】
  •   酒 / 小さじ1
  •   しょうゆ / 小さじ1/2
  •   砂糖 / 小さじ1/2
  • サラダ油 / 大さじ2


【レシピ】
  1. にんじんは皮をむいて、沸騰したお湯に入れ、弱火で20分くらい煮てください。
  2. にんじんが柔らかくなったら取り出し、少し太めの斜め切りにしてください。
  3. 同じお湯で春菊を20秒くらいサッと煮てざるに上げ、水気を絞ったら小口切りにしてください。
  4. にんにくはみじん切りにしてください。
  5. フライパンに油を入れて強火でにんじんの水気を飛ばすように炒めて、焦げ目をつけてください。
  6. にんじんをフライパンの端に寄せて、空いたところに豆板醤を入れて香りが立つまで炒めてください。
  7. 続いて甜面醤、豆鼓を入れて全体を混ぜ合わせてください。
  8. 春菊を入れて混ぜ、弱火にしてから、【A】の調味料を順番に入れてください。
  9. 全体に炒め合わせて出来上がりです。お皿に盛り付けをしてお召し上がりください。

(参考・おかずのクッキング・2017・10/11月号より井桁良樹さんのレシピ)


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