ささやく食材【食和日記】

料理レシピ、食、食材、食文化、食べることなど。。。勝手、気ままにささやくブログ

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今年も『おせち料理』の季節がやって来ました

   

『おかずのクッキング』『NHKきょうの料理』正月料理特集


僕がいつも購入している料理雑誌『おかずのクッキング』そして『NHKきょうの料理』。

毎年12月号は『おせち料理』が特集されています。

おかずのクッキング・NHKきょうの料理

もうそんな季節になったのかと思うと、時の流れの速さを感じます。


お正月料理にハンバーグ?


『おかずのクッキング』はもちろん土井善晴さんのTV番組のテキストですから当然、土井さんの料理レシピが紹介されているのですが、今年は『NHKきょうの料理』も土井さんの『正月料理』が特集されています。

まあ、最近ことに土井さんは人気があって、TVや雑誌などでも活躍されていますから。


最近の『おかずのクッキング』では、特に正月だからと言って気どらないで『普段の料理の延長で…』と言う考え方で『正月料理』を紹介しています。

数年前はどちらの雑誌でも「『おせち料理』をどうやって作るか?」と言うところに視点が置かれていたように思いますが、考えてみれば、おせち料理を作る人も少なくなってきた背景があるので、いまの時代に合わせたおせち料理の考え方としてありなのかな、って思います。


特に今年の両雑誌はそれが顕著で、トップに紹介されている料理が『NHKきょうの料理』では『お雑煮』で、『おかずのクッキング』ではなんと『小さいハンバーグ』なんです。


現代のお正月料理のひとつの考え方


とは言っても、もちろん黒豆、栗きんとん、田作り、たたきごぼうなどの『おせち料理』の定番料理レシピも紹介しています。

特に黒豆、田作り、たたきごぼうはいわゆる祝い肴です。

土井さんは『おかずのクッキング』でこう書いています…。

 おせち料理も手をかけたご馳走ばかりは作れないでしょう。

 お雑煮さえあれば、必ずしもおせち料理はなくてもよいのですが、

 なにか一つ二つでも作りたいと思うものです。


さらにこのように書いています…。

 自分で作りたいと思うことに、意味があります。

 自分の大切な家族のためですから。

 いつまでも変わらない、変えないということが大事。

 それが安心、と、この頃思うのです。

 だから、お正月でも、普段食べ慣れたお料理があると、

 ほっとするように思います。

 家族も、大好きないつものお料理があると、嬉しいと思います。


お正月だから気張って…ではなくて、普段の料理を少しだけ丁寧に作り、なおかつ、祝い肴などの代表的な『おせち料理』を一つ二つ作る。

これが現代のお正月料理のひとつの考え方なんですね。

その象徴的な料理として『小さなハンバーグ』を、そして、日本の年越しはお餅とこれだけあればできるという『お雑煮』を各雑誌のトップの料理として紹介されているのかな、と思いました。


僕は今年も『おせち料理』を作ります


先日、知人と話しをしたときに、正月にはご主人さんの実家に行っておせち料理作りの手伝いをする、と言う話を聞きました。

でもこれが結構苦痛のようでした。

子供たちは黒豆などおせち料理はあまり食べないし…でも実家の姑は作るものだと言うし。


このときに例えば、お重の中に先の土井さんの「小さいハンバーグ」が入っていたら・・・子供たちも喜ぶと思います。なおかつ伝統的な祝い肴も一緒に詰められている。。。

これが、普段の料理の延長がおせち料理と言う新しい形になるのかと思います。



そのご家庭でいろいろな正月料理のスタイルがあって良いと思います。

おせち料理はすべて買って来ても良いし。

少しだけ作っても良いし。

まったく作らなくてもまた良し。


でも、僕は今年も作ります。

そう、食べてくれる人がいる以上は作ります。


これは使命感ではなくて、自分の趣味でもなくて

いつまでも変わらない、変えないということが大事だと思うからです。


おかずのクッキング213号(12月/1月号)

NHKきょうの料理 2017年12月号


★座和 庵(ざわ・あん)

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