「フーチャンプルー」料理レシピ感想文
このカテゴリー「料理レシピ感想文」は
雑誌やTVなどから、主に料理研究家の先生たちが提供してくれる
料理レシピを参考に実際に作って食べてみます。
そして、時に辛口評価もありの
料理レシピ感想文としてアップします。
ということで今回の料理レシピは
NHKテキスト・きょうの料理・2022・5月号から
オカズデザインさんのレシピで「フーチャンプルー」です。
この雑誌は発売されたときにNHKの朝ドラが
ちょうど沖縄を舞台にしたドラマでした。
その連動企画として沖縄料理の特集が掲載されていました。
その中の一品が今回作った「フーチャンプル」です。
「フーチャンプルー」材料・食材について
元レシピの材料(2~3人分)
車麩(沖縄のもの)/20g
卵液
卵/3個
だし/大さじ2
塩/小さじ1/2弱
もやし/100g
にら/50g
サラダ油/大さじ1.5
酒/大さじ1
味を調えるための塩/適量(NHKテキスト・きょうの料理・2022・5月号より)
まず問題は、沖縄の車麩。
これは私のいつもいくスーパーにはありませんでした。
その場合は一般的な「車麩」でと書いてありますが、
沖縄の車麩は巻きがゆるく空気をたくさん含んでいて
仕上がりが柔らかいそうです。
それに対して一般的な車麩は密度があって仕上がりに
歯ごたえがあるとのこと。
ですから、実際の仕上がりはだいぶん違うんだろうなと思いつつ作っていました。
また「だし」ですが、NHKのきょうの料理では、断りがない限りは
「かつお昆布風味のだし」とのことです。
「○○風味」ですから、
いわゆる調味されたものや顆粒のものもありだと解釈します。
実際にかつおぶしと昆布からだしを取った場合とは
味がもちろん違います。当然ながら塩分量もカロリーも違います。
ここはレシピとして、また味付けという意味でも
重要なポイントだと個人的には思いますが、
今回のレシピでは特に「断り」はありません。
ちなみにカロリーは160Kcal(1人分)
塩分は1.6g(1人分)となっています。
「フーチャンプルー」作りました
オリジナルレシピです。
1・車麩は大きめにちぎってたっぷりの水に約10分間浸し、
水けをしっかりと絞る。
ボウルに卵液の材料を入れて混ぜ、麩を加えて30分~1時間浸す。
もやしは水けをしっかりときり、ひげ根を取る。
にらは3~4cm長さに切る。(NHKテキスト・きょうの料理・2022・5月号より)
ポイントは車麩を30分~1時間浸すところです。
ちなみにこんな感じになります。
一時間浸すと・・・。
2・フライパンにサラダ油大さじ1と1/2を中火で熱し、1の麩を並べる。
余った卵液はとっておく。
麩に焼き色がついたら上下を返し、両面をこんがりと焼いて取り出す。(NHKテキスト・きょうの料理・2022・5月号より)
ボウルから車麩を取り出すと思ったより多くの卵液がボウルに残ります。
また、焼き始めると結構早く焼き色が付きますが、
もう少し焼き色を付けてもよかったかなと。
3・同じフライパンにもやしとにらを入れ、塩1つまみと酒大さじ1をふる。
軽く炒め合わせて2の麩を戻し入れ、余った卵液を回し入れる。
卵が少し固まったら大きく混ぜ、味をみて塩少々で調える。(NHKテキスト・きょうの料理・2022・5月号より)
にらともやしを炒めてから車麩を戻し入れます。
レシピにある「軽く炒め合わせ・・・」というところは
あまり料理をしない方にとってはわかりにくい表現ですね。
卵液を回し入れます。
これで完成です。
「フーチャンプルー」料理レシピの感想
まず、車麩を浸す時間が30分~1時間ですから
それをもう少し目立つように表現していただくとよいかと。
作ろうと思って、よく読まないで、準備してから「えっ、1時間も・・・」
ってことが私の場合はありますので・・・
まあよく読んでからスタートすればよいのですが。
もうひとつは、雑誌の画像のキャプションとして
あまった卵液でとじるのが沖縄流。
混ぜるときはいり卵にせず、ひと混ぜでOK(NHKテキスト・きょうの料理・2022・5月号より)
とあります。
これは本文のレシピに入れて欲しい文章だと思いました。
最初に書いた「だし」の問題は大きいですが、
全体的に、料理初心者の人にもわかりやすいレシピだと思います。
また、レシピの流れが大変良いのでスムーズに料理が出来ると感じました。
車麩は卵とよく合います。
肉のような存在感と紹介されていますが、確かに車麩の存在感がひしひしと感じ取れる
美味しさと満足感がある一品です。
機会があれば沖縄の車麩で作ってみたいです。
どのように味と食感が変わるか。。。
私がこのレシピを参考にして
実際に作ったレシピの詳細はこちらです。
味付けが薄目で、食材の分量が少し多めです。
でも2人でちょうど良い量でした。。。
レシピを提供していただきまして
感謝とお礼の気持ち・・・ありがとうございました。
と言うことで・・・
料理、特に味はいたってパーソナルなもの。
自分が美味しいと感じるものが、値段や食材に関係なく一番美味しい。。。
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
★座和 庵(ざわ・あん)
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