「おかずのクッキング」お世話になりました

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「おかずのクッキング」が3月で終了

きょうのネットニュースを観ていて「おかずのクッキング」が3月で終了するという記事に驚いた。

驚きはもちろんだけど、残念な気持ちの方がかなり強いかな。。。

 

私が日々の料理作りの中で

最も参考にさせてもらっているのが「おかずのクッキング」。

 

そして、それなりに料理を日々作ることができるようになったのも

「おかずのクッキング」・・・

つまり土井善晴さんが伝えてくれたことが大きな部分を占めている。。。

だからなおさら残念。。。

 

「おかずのクッキング」の良いところ

「おかずのクッキング」は夕方の放送を子供のころから何気に見ていた。。。

ホンワカした音楽が終わると土井善晴さんのお父様である

土井勝さんが独特の優しい関西弁で

「今日は○○の煮物なんです。」と。。。

この、番組スタートの感じが、子供ながらに何とも言えず好きだった。。。

 

実際に自分で料理を作るようになってからは

土井善晴さんの家庭料理への考え方や哲学、もちろん

料理テクニックも含めて好きで、

本当に日々の料理作りの参考にさせていただきました。

 

特に最近の「おかずのクッキング」では、

割と良い意味でアバウトなところもあった。。。

 

例えば、

「何分くらい煮ればよいでしょうか?」と

堂真理子アナが聞くと

「美味しくなってきたら・・・」

とか

「見た目に美味しそうになったら・・・」

など。。。

 

レシピとして文章にし難い答えを土井善晴さんは言います。

 

でも、これが本来の家庭料理の独自性と言うか「いい塩梅」というか。。。

 

多分自分の母親にレシピを聞いたとしても、

同じように「適当に煮ればいいよ」というかなと。

 

これが家庭料理なんだろうと。

 

逆に、しっかりに煮込んだりする場合は

「ここは時短ではなくてしっかりと火を入れてください。」

などと、料理の要所を押さえ、丁寧にしっかりと伝えてくれる。

 

それは包丁の使い方や食材の扱い方などについてもそうだ。

 

つまり、料理の基本をしっかりと押さえつつも、

家庭料理の良い意味でのアバウトさや楽しさを

伝えてくれたと思っている。

 

はなはだ残念ではあるけど

家に大量にある「おかずのクッキング」のテキストは

今後もバイブルとして大切したいと思う。

 

と言うことで・・・

料理、特に味はいたってパーソナルなもの。

自分が美味しいと感じるものが、値段や食材に関係なく一番美味しい。。。

 

「おかずのクッキング」。。。お世話になりました・感謝。。。

 

★座和 庵(ざわ・あん)

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