「さばとさつまいもの南蛮漬け」作って食べました
そもそも南蛮漬けというのは、揚げた魚や肉などを長ネギなどの野菜が入った二杯酢や三杯酢に漬ける料理。
「南蛮」と言うのは江戸時代あたりにポルトガルなどをそう言っていたので、そのころに持ち込まれた料理かなと思って調べたらまさにその通りでした。
美味しいし、保存性もあるので重宝しますね。
酢の酸味と砂糖の甘味が、揚げ物にホントによく合うと思います。不思議なくらい。。。
今回は「さば」と「さつまいも」を「にんじん」と「たまねぎ」の南蛮酢に漬けた一品です。
「さば」はもちろんですが、実は「さつまいも」が意外というか、かなり美味しいです。
「おかずのクッキング・2020・10・11月号」から笠原将弘さんのレシピです。
さばとさつまいもの南蛮漬け・材料2人分
- さば(切り身) / 237g(2切れ)
- さつまいも / 320g(1本)
- 玉ねぎ / 196g(1個)
- にんじん / 110g(1本)
- 小麦粉 / 大さじ1
- 揚げ油 / 適量
- 【漬けだれ】
- 水 / 600ml
- 米酢 / 150ml
- 砂糖 / 大さじ2
- 砂糖(カロリーゼロタイプ) / 大さじ2
- しょうゆ(塩分66%カットタイプ) / 大さじ3
さばとさつまいもの南蛮漬け・作ってみました
まず、漬けだれを作るために、にんじんを千切りに、玉ねぎを薄切りにします。
鍋に漬けだれの材料を入れてひと煮たちさせて火を止め、にんじんと玉ねぎを入れてそのまま冷まします。
次に、さつまいもをよく洗って、皮付きのまま1cmくらいの厚さの輪切りにします。
さばは骨があったら取り除いて、ひと口大に切ります。
揚げ油を180℃くらいに熱して、さつまいもを5~6分くらい素揚げにします。
さばは小麦粉をまぶしてから2~3分くらい揚げます。
さつもいもとさばが熱いうちに、先ほどの漬けだれに入れて漬けて、冷蔵庫で2時間くらい馴染ませます。
後は器に盛り付けて出来上がりです。
さばとさつまいもの南蛮漬け・食べてみました
さばは揚げてあるので周りがカリッとしているかと思いきや
少しふやけ気味。
でもそこにちょうどうまい具合に南蛮酢が染み込んでいて
柔らかいさばの身と共に、絶妙な酸味と甘味が踊ります。。。
そしてさつまいも。。。
それほど味が染み込むイメージがないのですが
見事に裏切られる。。。
でも、完全にさつまいもの中心までは染み込んでいなくて
それが逆に、南蛮酢とさつまいも本来の甘味と美味しさを
引き立てる結果になりました。。。
さばを喰ったさつまいも。。。主役です。
さばもさつまいももそれなりに大きいので、一緒に口に入れるという感じではないですね。
だから、さばとさつまいもの比較のようになってしまうのですが、やはりさつまいもが断然美味しいと私は思いました。
これは、さつまいもだけでも美味しいかも。。。
でも、さばの風味が移ってこその美味しいさつまいも。。。なんでしょうね。
ちなみにカロリー塩分は・・・
総カロリー/600kcal(1人分)
塩分/1.39g(1人分)
糖質/53.71g(1人分)
(私の私的計算です。ご参考までに)
となっています。
と言うことで・・・
料理、特に味はいたってパーソナルなもの。
自分が美味しいと感じるものが、値段や食材に関係なく一番美味しい。。。
さばとさつまいもの南蛮漬け。。。よろしかったらお試しあれ。
★座和 庵(ざわ・あん)
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