最近、生の「にしん」をよくみかけます
最近スーパーで、生の「にしん」をよくみかけるようになった気がします。
実は結構好きな魚なので、ここのところ連続していただいてます。
少し前は、外国製の身欠きにしんなどの干物はあったが、
生の「にしん」は少なくとも
私の生息している長野県ではあまりみかけなかったかと。
そういえば、一時期「にしん」は漁獲量が減って
高級魚的な扱いだったようだが
いまはその漁獲量も戻りつつあるのだとか。
にしんは漢字で書くと「鰊」だけど「春告魚」とも書きます。
これは北海道で、産卵のために春になると岸にくる「にしん」を
獲っていたからだそう。
さらに第二次世界大戦前に
北海道の日本海沿岸で盛んだったニシン漁で
ひと財産を成した網元達が競って造った建物は
「にしん御殿」と呼ばれてます。
このようにさかのぼってみると
昔は本当に頻繁に食べることができたようです。。。
塩焼きか?煮物か?
2週連続でいただいたので最初は「煮つけ」にしました。
「にしん」は、ウロコを取ってから
そのまま煮ることが可能です。
内臓については火を十分入れれば
食べても問題がないようです。
また、卵、もしくは白子が入っていることがあるので
そのまま煮つけて一緒にいただくのが美味しい。。。
続いては「塩焼き」に。。。
今回は、卵と白子を取り出して
これらを別に煮つけました。
個人的には、卵と白子は別に煮つけた方が好みかと。
「焼き」か「煮つけ」かは・・・甲乙つけがたい。。。
と言うことで・・・
料理、特に味はいたってパーソナルなもの。
自分が美味しいと感じるものが、値段や食材に関係なく一番美味しい。。。
ごちそうさまでした。
★座和 庵(ざわ・あん)
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