「えびチリたまご」作って食べました
一般的に「赤色」と言うのは、強いエネルギーを連想させる色で、前向きなイメージがあるようです。
では、「赤い色の食べ物」はどうかと言うと、「辛い」というイメージが強いのかなと思います。
まあ、ひとそれぞれではありますが、私の場合は、辛いイメージももちろんありますが、それよりも、ケチャップの味を含めた、甘酢的なイメージの方が強いかなと。
そこで、今回作った「えびチリたまご」ですが、この料理は「おかずのクッキング・2020・8・9月号」の表紙に登場している料理です。
仕上げに絡める「赤いソース」が強烈な赤色を放っている料理です。
実は、少し前にこのブログでご紹介した「鯛のから揚げ」。こちらも同じ雑誌の特集にある料理で、同じ赤いソースを使っています。
特集でも紹介されていますが、いろいろな料理に使えるソースです。
味は、マイルドな辛さと甘酸っぱさがうまく溶け合っています。
レシピはもちろん土井善晴さんです。
えびチリたまご・材料2人分
- 海老(冷凍) / 164g(正味・12尾)
- 【海老の下味】
- 酒 / 大さじ1
- 塩(塩分30%オフタイプ) / ひとつまみ
- こしょう / 適量
- 片栗粉 / 小さじ1
- サラダ油 / 大さじ1
- たまご / 2個
- 長ネギ / 50g
- サラダ油 / 大さじ1
- 【赤いソース】
- ケチャップ(無縁タイプ) / 40g
- 豆板醤 / 小さじ1
- しょうが(すりおろし) / 10g
- 砂糖(ラカント・カロリーゼロ) / 大さじ2
- 米酢 / 大さじ2
- しょうゆ(塩分66%カットタイプ) / 大さじ1
- サラダ油 / 大さじ1
えびチリたまご・作ってみました
まず、海老の殻をむいて尾を取り、よく水洗いをして背ワタを抜きます。そして水気をよくふいてからボウルに入れ、下味の酒を入れてよくもみ込みます。
さらに、下味の塩、こしょう、片栗粉、サラダ油を入れてもみ込み、油を馴染ませます。
次に、長ネギをみじん切りにします。
そして、たまごを溶いて、下準備が出来上がりです。
下準備が出来たところで、赤いソースを作ります。
赤いソース作りに必要な材料を下準備しておきます。
まずは、小鍋にサラダ油、トマトケチャップ、しょうが(すりおろし)、豆板醤を入れます。
火にかけて混ぜながら、よく馴染ませます。
全体に馴染んだら、砂糖、酢、しょうゆを入れてさらに混ぜまず。
全体にとろみがつくまで混ぜながら火にかけます。
ここで、えびに戻ります。
フライパンにサラダ油を入れて、えびを並べ、中火にかけます。
海老に火が通ったら、長ネギを入れて炒めます。
火を強め、たまご液を入れて大きく混ぜます。もしここで、油が足りないようだったら少し足します。
全体に火が通ったら、赤いソースを入れてサッと絡めて出来上がりです。
えびチリたまご・食べてみました
とくに下味をしっかりとつけている海老なので柔らかい。
そこに赤いソースが絡んでくる。。。
ケチャップの風味が来てから甘酸っぱさが広がり、
残り香としてのちょい辛味。。。
辛すぎず、甘すぎず、すっぱすぎず。。。
海老とたまごと赤いソース。。。
三位一体のバランスが絶品。。。
実を明かすと、この料理は以前作ったけれども失敗をしています。失敗とは言っても味ではなくて見た目です。
参考にした土井善晴さんの出来上がりとは、だいぶ違う感じに仕上がったのです。
ちなみにそのときの画像がこれです。
これはこれで美味しそうなんですが。。。
なぜ、こうなってしまったのかと言うと、ひとつはたまご液を入れた後の処理。
混ぜすぎるとこうなりますね。
ほとんど混ぜなくて、たまごが固まったらサッと返すくらいの感じでよいかと思います。
もうひとつは、赤いソースを入れた後の処理。
こちらも同じで、あまり混ぜずにサッと絡める程度にとどめておく必要がありました。
この2つのポイントをしっかりと抑えると、赤いソースの色とたまごの黄色がうまくマッチングします。
ちなみにカロリー塩分は・・・
総カロリー/384.8kcal(1人分)
塩分/1.49g(1人分)
糖質/20.49g(1人分)
(私の私的計算です。ご参考までに)
となっています。
と言うことで・・・
料理、特に味はいたってパーソナルなもの。
自分が美味しいと感じるものが、値段や食材に関係なく一番美味しい。。。
えびチリたまご。。。よろしかったらお試しあれ。
★座和 庵(ざわ・あん)
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