昨日は節分、豆まきではなく「寿司の日」って?

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「節分」は「豆まきの日」よりも今は「寿司の日」??

昨日は「節分」。

スーパーの野菜売り場で働いている友人の「こ芋さん」が、

「今のスーパーは、「豆」よりも「恵方巻」に必死で、

売り場も広告も「恵方巻」。。。

節分は「豆まき」よりも「寿司の日」って感じ・・・」

と嘆く。。。

 

これにはやや同感で、やはり「節分」は「豆まき」だ・・・って個人的には思う。。。

 

「恵方巻」を食べるのはごく最近の習慣

いまの「節分の恵方巻」は、ご存じ某コンビニが仕掛けた商戦の成功例。

 

もともと関西ではその習慣があったようですが、

いろいろな説や俗説などもあり

その歴史的な背景などは勉強不足でよく知らないです。。。

 

ただ、歴史的に習慣化、儀式化している地方などもあるようですが、

いまの「節分の恵方巻」は、イベント性が強く、歴史感が薄い感じが否めないかな。。。

 

「恵方巻」は買うもの

料理と言う面からみると、いまの「節分の恵方巻」は、

「買うもの」であって「作るもの」ではないように思う。。。

 

もちろん作っても良いし、むしろそうして欲しい感もありますが。。。

 

たとえば、おせち料理などは、普通にご家庭で作っていたものが、

段々と「買うもの」になっていった経緯がある。

 

それに対して、いまの「節分の恵方巻」は、

「恵方巻を買って食べる」ことが始まりで広がっていき、

全国的に周知されたということかと。

 

もちろん太巻きや中巻きは昔から作っているし、

私もときどき作ることがありますが、

広告にあるような海鮮たくさんの豪華な巻きずしは

まあ、あまり作らないですね。。。

 

これはコスト面を見るとわかります。

 

どうしても、お刺身などは少量購入だと高くつく。

だから、大量の「恵方巻」を作る場合は別として

ご家庭で食べる分くらいの量なら、

コスト面を考えると購入する方がたぶん安あがり。。。

 

例えば、先日作ってみたのがこれ。

昨日は節分、豆まきではなく「寿司の日」って?

 

ご飯は寿司の素を入れて、具材については、少量のマグロや

出来合いの卵焼きやカニカマなどを入れて、

サッと10分くらいで作ってみたもの。

昨日は節分、豆まきではなく「寿司の日」って?

昨日は節分、豆まきではなく「寿司の日」って?

 

これでも結構コスト高で

多分出来合いのもので、安めのものを購入したほうが割安かなと。。。

 

今はいわゆるお惣菜である「中食」が盛んなので

昔、手作りしていた料理は

いまや購入したほうが安いものが大半だし、味もそこそこだし。

 

でも、手作りだと、

手作りである分だけ「味のあるもの」になり、

これは出来合いのものには無い「美味しさ」になる。。。

これが手作りする「意味のある理由」だと思う。

 

少し話はそれたが、いまの「節分の恵方巻」が

ご家庭で昔から作られている、

かんぴょうやたまご、きゅうりなどのシンプルな中巻きずしで

もっと厳かなイベントだったら、、、まあ、あまり流行らなかったですね。

 

でも、作る人は多分増えたと思います。

特に料理好きの人だったらなおさら。。。

 

結論は、いまの「節分の恵方巻」は

「恵方巻を買うイベント」ということですね。

友人の「こ芋さん」が「節分は寿司の日だ」と言ったのもうなずける。。。

 

まあ、買ってきても、作っても、どちらでも、

美味しければそれでよし!なんですが。

 

ちなみに、以前に本格的に

ご飯を炊いて酢飯を作り、

玉子焼きを、煮切り酒などを調味料にして焼いて、

かんぴょうも乾燥のものを戻して炊いて、

作ったのがこれ。

昨日は節分、豆まきではなく「寿司の日」って?

 

かなり時間的にも手間もかかったが、

「味のある美味しさ」は極まった感があるものでした。

 

太巻きずし・レシピ詳細はこちら

 

と言うことで・・・

料理、特に味はいたってパーソナルなもの。

自分が美味しいと感じるものが、値段や食材に関係なく一番美味しい。。。

 

★座和 庵(ざわ・あん)

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