「ピーマンの肉詰め」作って食べました
「時々無性に食べたくなる料理ってある?」って聞かれたら、いくつかの料理が思い浮かびます。
その中のひとつが「ピーマンの肉詰め」です。
レシピ自体はご存じの通り、ピーマンを半分に切って、その中に肉だねを詰めて焼くといういたってシンプルなものです。
でも、細かいところで見るとシンプルゆえに、作る人やご家庭によって違いがありますね。その意味では、まさに「家庭料理」の代表的な料理のひとつです。
いつもは、特別なレシピがあるわけではなくて、結構適当に作っていたところがありました。
ですから、今回は土井善晴さんのレシピを参考に作ってみました。「おかずのクッキング・2017年4・5月号」からです。
ピーマンの肉詰め・材料10個分
- ピーマン / 155g(5個)
- 小麦粉 / 小さじ1.5
- 【肉だね】
- 豚ひき肉 / 小さじ1.5
- 玉ねぎ / 100g
- しょうゆ / 小さじ1
- みりん / 小さじ1
- 片栗粉 / 大さじ2
- サラダ油 / 大さじ1
- 水 / カップ1/4
- しょうゆ・酢 / 適量
ピーマンの肉詰め・カロリー、塩分、糖質
総カロリー/504.8kcal(10個分)
塩分/0.4g(10個分)
糖質/32.89g(10個分)
「ピーマン」自体は野菜なので低カロリーです。ですから主なカロリーは「豚ひき肉」になります。
それから、焼くときに使用する「サラダ油」はもちろんですが、つなぎに使っている片栗粉もカロリーウェイトが高いです。
とは言っても、1個あたりのカロリーが約50kcalですから、まあ、それなりというか気にするほどではありませんね。
また塩分については、10個で0.4gですから1個あたりだと0.04gになり非常に少ないです。
これは、土井善晴さんのレシピだと塩をするところをしなかったためもありますが、もともとが、酢醤油をつけていただくレシピだからです。
付けダレを考えて、味付けをしていないということですね。
さらに糖質については1個あたり約3.3gになります。
ということでこれらをしてヘルシーと言ってよいかどうかわかりませんが、まあ、体が喜びそうな料理ではありますね。
ピーマンの肉詰め・作ってみました
まず、玉ねぎを粗みじん切りにします。
感覚的には5~6㎜角くらいの感じでしょうか。
次にピーマンを半分に切って種を取り除きます。
そして、先ほどの玉ねぎに片栗粉をまぶします。
これは土井善晴さんがよく使う手順で、こうすることで肉だね全体が柔らかく、食べたときにホロホロと崩れる感じになります。
ハンバーグなどでも使ったりしていますね。
次にボウルに玉ねぎ以外の肉だねの材料を入れて混ぜます。
玉ねぎは押し付けるように入れて全体に合わせます。
ここで玉ねぎをある意味ガードしている片栗粉が、全体のつなぎの役割も担うということですね。
次にピーマンに茶こしなどで小麦粉をまぶします。
肉だねをスプーンなどでピーマンに入れます。
フライパンにサラダ油を入れて、肉面を下にして押し付けるように並べて火をつけます。
焼き色が着いたら裏返します。
水を入れてフタをし、3分くらい蒸し焼きにして出来上がりです。
ピーマンの肉詰め・食べてみました
その逆に肉だねは玉ねぎ片栗粉作戦のおかげで
ホロホロと崩れ行く感じ。。。
ピーマンがしかっりと肉だねをホールドしている…
このバランス感も美味しさの要素。
酢醤油についてはお好み。。。。
今回のレシピでは、ピーマンは結構シャキッとしていて、肉だねはかなりホロホロと柔らかいというか崩れる感じです。
個人的には、玉ねぎが少し前に出過ぎてしまう感じがして今一つかな。。。
ハンバーグなどであれはよいのですが、少なくともピーマンの肉詰めには、やはり少し硬めの肉だねのほうが合う。。。というが好み。
「ピーマンの肉詰め」を作るときに、甘めのしょうゆ味で煮込むようにして作ることがあります。
そうすると、ピーマンがかなりクタクタになって、その代わりに肉だねが結構固めになります。
そのため、食べるときに肉だねがピーマンと分離してしまうこともありますが、これもご愛敬だったりして…結構好きです。
今回の参考レシピはまさにその逆ですね。
また、酢じょうゆですが、これはもうお好み以外なにものでもないかな。
実際にわたしの場合は、何もつけないでいただきましたが。
と言うことで・・・
料理、特に味はいたってパーソナルなもの。
自分が美味しいと感じるものが、値段や食材に関係なく一番美味しい。。。
ピーマンの肉詰め。。。よろしかったらお試しあれ。
★座和 庵(ざわ・あん)
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