あやみどり豆の焼きシューマイ・長野県塩尻市特産のあやみどり
最近美味しいと思っている食材に「あやみどり」があります。
正確には「あやみどり大豆」と言うそうです。わたしは「あやみどり豆」って表記したりしていますが。
もっと正確には「だいず東山青211号」という大豆で、のちに名称が公募で「あやみどり」と決まり品種登録されたそうです。
この「あやみどり」は長野県の塩尻市の長野県野菜花き試験場で人工交配から生まれて特産品で平成21年に品種登録に至ったそうです。
特徴はこのみどり色。茹でても鮮やかなみどり色。そして味に甘味と深みがあり、個人的には枝豆に似ているけど、それよりも大豆に近い・・・って感じの味かと。
今回作った「あやみどり豆の焼きシューマイ」は、「NHKきょうの料理・2017・8月号」よりコウケンテツさんの「枝豆の焼きシューマイ」のレシピを参考にしました。
この「焼きシューマイ」のレシピは、実によく完成されているレシピです。ですから、枝豆を入れなくても、普通にシューマイとして美味しいので結構ヘビーローテーションしています。
そこに登場したのが「あやみどり」。枝豆の代わりに「あやみどり」を使ってもハズレはないだろうって。。。その通りで、見事当たりました。
あやみどり豆の焼きシューマイ・作ってみました
まず「あやみどり」を戻して茹でておきます。水に浸して一晩おき、鍋で25分くらい煮ると出来上がります。
ボウルに豚ひき肉と生姜のすりおろし、しょうゆ、ごま油、酒、片栗粉、砂糖を入れて肉だねを作ります。
ここに茹でた「あやみどり」を入れます。
そしてみじん切りにした玉ねぎを入れます。
これをサッと混ぜて肉だねは出来上がりです。これをシューマイの皮で包みます。
フライパンにごま油を入れてシューマイを並べて火にかけます。
バチバチと音がしてきたら水を入れてフタをして蒸し焼きにします。
仕上げにフタを取って、底に焼き色がつくまで焼いたら出来上がりです。
あやみどり豆の焼きシューマイ・食べてみました
焼きシューマイ自体が、底が適度に焦げているので、蒸したシューマイとはまた違った食感とお焦げの風味が漂っていて、これだけでもとても美味しいです。
そこに「あやみどり」の食感がまず加わります。
甘さと味の深みが枝豆に似ているのですが、もっと大豆よりの旨味で追従してきます。
とは言っても大豆特有の豆臭さはなく、あくまでもこの部分では枝豆が大豆を凌駕しています。でも枝豆ではないんです。大豆なんです。
とても美味しくいただきました。
焼きシューマイはもとより、「あやみどり」自体を機会があったらぜひお試しください。
詳しい料理レシピはこちらです。
と言うことで・・・
料理、特に味はいたってパーソナルなもの。
自分が美味しいと感じるものが、値段や食材に関係なく一番美味しい。。。
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
★座和 庵(ざわ・あん)
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